プログラム | 12月14日(金) ATAC特別セミナー     10:00 – 16:30(10:00受付開始) 

12月14日 ATAC特別セミナー | 12月14日 FIKAカンファレンス | 12月15日 Gathering Day | 12月16日 Practical Day


 

少人数でじっくりと学ぶシリーズ

学びに困難がある子どものための『黙って観る客観的観察の方法』

~検査に依存せず、人の困難さを軽減する方法を学ぶ1日~

 

 

あなたは目の前にいる子どもの本当の困り感をどの位理解できていますか?子どもの困り感は個人の特性だけでなく、様々な環境要因が相互作用しながら複雑に起こっていきます。この日は特定の障害への特別な技法を学ぶ1日ではありません。子どもの困難さやニーズを普段の生活の中から読み取る科学的観察の方法とそこから明らかになる支援方法について学ぶ1日です。

 

心理検査は特別な資格を持たない人が実施できない時代になってきました。しかし、それらの専門的検査がどれだけ実践に役立っているか疑問です。何故ならば、検査は標準的な人間像を設定し、それからいかにずれているかを診断し、標準に近づけるための教育やリハビリのために用いられることが多いからです。

本当に必要なのは、今ある困り感を理解し、それを軽減するためのツールや手段を提供することだと思います。標準的な人間がやるのと全く同じ方法で学んだり働いたりすることを前提としなければ、子どものニーズを把握し支援技術や環境調整によって困り感を軽減することはできます。一般的には、書くことに困難さがある場合、知能検査や認知検査を実施して、その原因を探ることがよく行われるアプローチですが、時間とコストばかり要し、そこから必ずしも良い支援が生まれているわけではありません。効果の少ない反復訓練を続けて自尊心を下げてしまう子どももいます。一方、文章を拡大したり、マス目を大きくしたり、ワープロを用いたりして子どもの読み書きがどう変わるかを観察すれば、子どもに合わせて効果のある方法を続けて行けばいいことになります。

この日は重度重複障害と読み書き困難という全く異なる困難さを抱えた人へのアプローチを学んでもらいます。みなさんの興味と離れるかもしれません。しかし、この全く違うもののように思える2つの困難さの中に支援の共通項があることに気づけた時、新しい教育やリハビリが見えてきます。

 

講 師:中邑 賢龍東京大学先端科学技術研究センター 教授)

参加費:25,000円(昼食・お茶・資料代含む)

定 員:20名

部 屋:501

日 時:2018年12月14日(金) 10:00 – 16:30

プログラム:

10:00 – 11:00 心理学的観察法の基礎 比較し背後に潜むものを明らかにする
11:00 – 12:00 読み書き困難な人を通じて学ぶ観察のポイント
12:30 – 13:30 講師を囲むランチ
13:30 – 15:00 重度重複障害を通じて学ぶ観察のポイント
15:00 – 15:30 ティーブレイク 質問タイム
15:30 – 16:30 まとめ 支援のシナリオと観察

 


12月14日 ATAC特別セミナー | 12月14日 FIKAカンファレンス | 12月15日 Gathering Day | 12月16日 Practical Day