2017年12月3日(日) Practical Day ◇ 実用的知識や考えを身につける
受付開始時間8:30
|
|||
1 | 9:30-12:00
(コース1のみ 9:00-12:00)
モーニング セッション
|
Room: | ![]() 「テクノロジー利用を前提とした読み書き障害の評価と実践例」 読み書きの遅れは脳科学的に診断するよりも,学習行動から評価した方が具体的な支援が見えてきます。ここではそういった評価の方法とテクノロジーを活用した代替アプローチを事例を交えながら紹介します。
※当コースは,特別支援教育士〔S.E.N.S〕,特別支援教育士スーパーバイザー〔S.E.N.S-SV〕資格更新のためのポイント(1 P)として認定されるよう,現在申請中です。そのため,モーニングセッションでは当コースの開催時間のみ,9:00-12:00(3時間)となります。 |
講師:
河野 俊寛(金沢星稜大学人間科学部 教授/言語聴覚士) 子どもの書きのプロセスを長年にわたって研究し,読み書き困難を理解するためのURAWSS(ウラウス)という評価を開発した我が国の書字障害研究の第一人者。 平林 ルミ(東京大学先端科学技術研究センター 助教) 言語聴覚士・臨床発達心理士である立場から様々な学習に遅れのある子ども達のテクノロジー活用に関する相談に応じている。 |
|||
Room: | ![]() 「ダイコンから国算理社」 ダイコンの漢字を覚えれば国語,均等に分ける方法を考えてば算数,花にくる蝶を調べれば理科,産地を調べれば社会。調理や掃除など日常の活動をベースに楽しく学びを展開する方法を実例を交えながら紹介します。 |
||
講師: 福本 理恵(東京大学先端科学技術研究センター 特任研究員) 異才発掘プロジェクトROCKETのプロジェクトリーダーとして,料理や農作業といったリアルなアクティビティから学ぶことを軸としたカリキュラム開発に携わり,新たな学び方と働き方を提供している。 |
|||
Room: | ![]() 「学習が遅れた子どもの意欲を高める方法」 学習に意欲を失った子どもを再び学習に導くのは大変です。子どもの理解できるように教材を変え,時にはテクンロジーを用いて,少しずつ出来る経験を増やしていくことが必要です。子どもに努力を強いるだけでなく教師が教え方を変えることの大切さをいくつかの事例を通して学んでいただけると思います。 |
||
講師: 井上 賞子(松江市立意東小学校 教諭) iPadを使った発達障害児支援では我が国をリードする。タブレットに拘ることなく様々な方法で子どもの能力を引き出す実践にはいつも驚かされる。 |
|||
Room: | ![]() 「障害者雇用の表と裏 ~これからの働き方を考える~」 社会はフルタイムで働くことを求めがちです。しかし,フルタイムで働くことが辛い時期は誰もがあります。障害のある人にとっては特に大変なことのようにも思えます。法定雇用率制度に支えられた障害者雇用の課題を整理し,これからの雇用はどうあるべきかを産業医と超短時間雇用を提唱する研究者が議論します。 |
||
講師: 近藤 武夫(東京大学先端科学技術研究センター 准教授) DO-IT Japanという障害学生をICTで支援するプログラムを中心的に進め,入試の配慮の合理性を研究している。また,研究室において,多くの障害や困難を抱える人と働きながら就労の配慮の合理性についても研究を進めている。 三宅 琢(株式会社 Studio Gift Hands 代表取締役/産業医) ICTを患者に紹介しながら診察・治療を行う眼科医。産業医でもあり,様々な会社でアドバイスを行っている。 |
|||
Room: | ![]() 「学校では教えられなかったこと ~将来に悩む若者の生き方とは?~」 学校を卒業して働くことに悩みを抱える人たちの声を聞きながら,学校教育は彼らに何を提供すべきだったのか,そして今何をすべきかを参加者の皆さんと考えていく時間です。 |
||
講師: 当事者の方々岡 耕平(滋慶医療科学大学院大学 専任講師) 心理学をベースに学習や生活に困難を抱えた人の学びや雇用の研究を実施。理論だけでなく,実践的な研究を行っている。現在は,高等学校普通科の生徒や教師に対して学習支援や相談を行うために定期的に学校訪問も行っている。 |
|||
Room: | ![]() 「テクノロジー vs 人間 ~教育や福祉に本当に必要なものは?~」 介護保険や総合支援法の整備によりヘルパー制度を活用しながら生活する人が増え,支援技術の重要性が低下している気もします。一方,社会のバリアフリー化により人の手助けなしに生活できる場面も増加しています。テクノロジーと人をどのように使い分けて生活すべきか皆さんと一緒に整理してみましょう。 |
||
講師: 渡辺 崇史(日本福祉大学 教授) リハビリテーション・エンジニアでありながら常に現場を離れない実践的研究者。 奥山 俊博(東京大学先端科学技術研究センター 研究員) これまでの歴史も踏まえた福祉制度に精通しており,相談者に合わせて制度の紹介や活用方法などを提案してきた。また,車椅子ユーザーとして20年以上福祉機器をウォッチし続けている。 |
|||
Room: | ![]() 「実践家 vs エンジニア ~こんなこと出来るか!?~」 身の回りにあるテクノロジー(アルテク)を用いた支援技術開発者と日々様々な障害のある人の支援を行なっている臨床家が議論する中で,今の技術でどこまでできるのか,また,今後はどこまで出来るようになるのか未来を想像してみましょう。 |
||
講師: 巖淵 守(東京大学先端科学技術研究センター 准教授) スマホやタブレット等の身の回りにあるテクノロジーをベースに「タッチ&リード」や「OAK」などのアプリケーションの開発を行う,現場重視型研究者。 坂井 聡(香川大学教育学部 教授) 教育現場に身を置きながら実践的に研究を進める。自閉症や知的障害の子どもの問題行動に対する見立てと対応については右に出る人はいない。著書に「自閉症や知的障害をもつ人とのコミュニケーションのための10のアイデア―始点は視点を変えること」などがある。 |
|||
2 | 10:00-15:00
|
Room: | ![]() 「大人のための視点を変える一日 ~アーティストと行く美術館~」 日常にあるものを見立てて作品を作り上げていく鈴木さんと京都の美術館を訪れ,見方の違いを楽しむ1日です。
※土曜日の鈴木さんのセミナー「傾いた見方から生まれる可能性」を受講していることを参加の条件とさせていただきます。 ※現地集合,現地解散。昼食及びにアフタヌーンティー代2,600円程度の実費は別途,自己負担となります。 |
講師:
鈴木 康広(武蔵野美術大学空間演出デザイン学科 准教授) アーティスト,デザイナー,絵本作家としても活躍する。代表作「ファスナーの船」に見るように日常にあるものを見立てて作品を作り上げていく。2016年「第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ」日本代表。2018年2月25日まで箱根彫刻の森美術館において展覧会「鈴木康広 始まりの庭」を開催中。 。 |
|||
3 | 12:15-13:15 | Room: |
「マイクロソフトセミナー 開発者・研究者向け!HoloLensアイディアソン」 日本マイクロソフト株式会社 開発者様・研究者様向けのHoloLensセッションです。HoloLensをアクセシビリティに活用できるいいアイディアを開発者様・研究者様,皆様でアイディアを出し合いませんか? HoloLens愛好家でHoloLensアプリ開発経験者のマイクロソフト社員も交えた技術者専門セッション。Mixed Realityで実現できるアクセシビリティを一緒に考えましょう。 ※ランチセッションのため,本セミナーのみ,お弁当が付いています。 |
4 | 13:30-16:00
(コース8のみ 13:00-16:00)
アフタヌーン セッション
。 |
Room: | ![]() 「LD・ADHDなど生きにくさを抱えた人たちの学び・働きと合理的配慮」 合理的配慮という言葉が学校や障害者雇用の現場に浸透してきました。しかし,その意味を正しく理解している人はまだまだ多くありません。学校や職場での配慮事例を通じて「合理的配慮」という考え方を理解してもらいます。 ※当コースは,特別支援教育士〔S.E.N.S〕,特別支援教育士スーパーバイザー〔S.E.N.S-SV〕資格更新のためのポイント(1 P)として認定されるよう,現在申請中です。そのため,アフタヌーンセッションでは当コースの開催時間のみ,13:00-16:00(3時間)となります。 |
講師: 近藤 武夫(東京大学先端科学技術研究センター 准教授) DO-IT Japan という障害学生をICTで支援するプログラムを中心的に進め,入試の配慮の合理性を研究している。また,研究室において,多くの障害や困難を抱える人と働きながら就労の配慮の合理性についても研究を進めている。 |
|||
Room: | ![]() 「学校を離れた学び ~ロケットの子ども達の声を中心に~」 学校に行かないことは大変なことだと考える親がほとんどです。大切なことは登校・不登校ではなく,学びの場があるかどうかということです。学校を離れて生き生きと学ぶ子ども達の事例を紹介し,子どもにとって必要な学びの場とは何かを考えてもらいます。 |
||
講師: 福本 理恵(東京大学先端科学技術研究センター 特任研究員) ・ロケットスカラー 異才発掘プロジェクトROCKET のプロジェクトリーダーとして,料理や農作業といったリアルなアクティビティから学ぶことを軸としたカリキュラム開発に携わり,新たな学び方と働き方を提供している。 |
|||
Room: | ![]() 「黙って見守ってわかること ~障害を超えたコミュニケーション~」 コミュニケーションは語りかけることからスタートすると思っている人がほとんどです。そうなると相手が語らない場合は何もできません。語りかける前に黙って見守ることが必要なコミュニケーションもあります。障害のあるなしに関係なく大切なコミュニケーションを学んでください。 |
||
講師: 谷口 公彦・佐野 将大(香川県立高松養護学校 教諭) 共に,日々重度重複障害のある子ども達と関わり,実践を続けている特別支援学校教員。 岡 耕平(滋慶医療科学大学院大学 専任講師) 心理学をベースに学習や生活に困難を抱えた人の学びや雇用の研究を実施。理論だけでなく,実践的な研究を行っている。現在は,高等学校普通科の生徒や教師に対して学習支援や相談を行うために定期的に学校訪問も行っている。 |
|||
Room: | ![]() 「自閉症や知的障害のある子ども達はどうやってスマホやタブレットを使って生き抜いているのか? ~コミュニケーションの実例から学ぶ~」 音声言語によるコミュニケーションの難しい子ども達にとってもスマホやタブレットは大きな役割を果たすようになってきました。しかし誰もが同じように使えるわけではありません。言語能力によってアプリを使い分けていく必要があります。自閉症や知的障害のある子ども達が今どのようにスマホを使って生活しているかを事例から紹介します。 |
||
講師: 青木 高光(長野県稲荷山養護学校 教諭/ドロップレット・プロジェクト) シンボルコミュニケーションアプリ「DropTalk」の開発者でシンボルを使ったコミュニケーション実践でも我が国をリードしている。 |
|||
Room: | ![]() 「薬なんていらない! 心理学者 vs 精神科医」 行動に問題があると病院に行き,服薬を勧められる子ども達がいます。しかし,その処方がうまくいかないと様々な問題も生じます。果たして薬とどう付き合っていけばいいのか?セカンドオピニオンはどうやって求めたらいいのか?精神科医と心理学者の対談を通じて学んでもらいます。 |
||
講師: 中邑 賢龍(東京大学先端科学技術研究センター 教授)障害のある人のコミュニケーション技術について幅広く研究している。小澤 いぶき(東京大学先端科学技術研究センター 特任研究員) いじめや教育にも関心を持ち,引きこもった若者たちの支援にも積極的に関わる精神科医。困難を抱える子どもの心理的ケアや相談にも多く関わっている。 |
|||
Room: | ![]() 「子どもはその時何を感じていたか? ~子どもを応援したい親・支援者のすべきこと~」 子どもの自立を望み支えるのは親ですが,自立を阻むのも親であることがあります。障害当事者にも登壇してもらい,子どもの自立について理解を深めてもらいます。 |
||
講師: 奥山 俊博(東京大学先端科学技術研究センター 研究員) これまでの歴史も踏まえた福祉制度に精通しており,相談者に合わせて制度の紹介や活用方法などを提案してきた。また,子育て真っ最中の親であり,車椅子ユーザーとしても20年以上福祉機器をウォッチし続けている。 渡辺 崇史(日本福祉大学 教授) リハビリテーション・エンジニアでありながら常に現場を離れない実践的研究者。 DO-IT Japanの学生 |
|||
Room: | ![]() 「スマホやタブレット端末を生活支援に活かすアイデア特集 ~タブレット端末をどうやって教室や職場に取り入れるか~」 臨床経験豊富な2人の講師がスマホやタブレットの生活や学習支援アプリを事例とともに紹介します。同時に,どのように社会の中で機器を受け入れてもらうかについてそのヒントも得てもらえればと思います。 |
||
講師: 坂井 聡(香川大学教育学部 教授) 教育現場に身を置きながら実践的に研究を進める。自閉症や知的障害の子どもの問題行動に対する見立てと対応については右に出る人はいない。著書に「自閉症や知的障害をもつ人とのコミュニケーションのための10のアイデア―始点は視点を変えること」などがある。 平林 ルミ(東京大学先端科学技術研究センター 特任助教) 言語聴覚士・臨床発達心理士である立場から様々な学習に遅れのある子ども達のテクノロジー活用に関する相談に応じている。 |
|||
Room: | ![]() 『マイクロソフトセミナー』 教育関係者向け!教育版Minecraft体験セミナー 子どもに大人気のマインクラフト! 遊びだけじゃないんです! 教育版マインクラフト「Minecraft: Education Edition」をどのように授業で活用できるかを実践されている先生から学べます。実践紹介だけでなく,教育版Minecraftを実際に触りながら,マイクラからの学びを体験できます。「Minecraft: Education Edition」のプロがマイクラの奥深さを紹介します。 |
||
講師: 日本マイクロソフト株式会社 |
|||
このページの先頭へ |