ATACカンファレンス2011 京都

assistive technology & augmentative Communication Conference 2011 in kyoto

お知らせ

ATACカンファレンス2011京都に関するお知らせです。

今年のATACカンファレンスのテーマは「人と技術」
  人は自然の中では弱いものです。科学技術によって安全で便利な生活が保たれている事に気づいている人がどれだけいるでしょうか? 知らぬ間に技術なしでは生きられなくなってきていますが,多くの人が今の生活が自分の能力で保っていると錯覚するようになってきています。その昔,夏は暑い,冬は寒いものと誰もが納得していましたが,エアコンで一年中快適な生活が当たり前になっています。障害に対しても,人は戦うべき対象とし果敢にいどんでいます。遺伝子治療,神経再生,人工臓器,ロボットなど先が見えてきたものもあります。人はどこまで進んで行くのでしょうか?
  3月の大震災は,自然の前にいかに技術がもろいものか,これからも自然と対峙し続けるのかという問いを与えてくれました。その一方で,人が支え合う大切さ,心の世界の大切さも教えてくれました。
  ATACは科学技術の進歩を否定する会ではありません。人と科学技術の共存を見つめつつ,未来の教育や福祉を描いていきたいと思っています。

今年のATACは参加型カンファレンス
今年のATACカンファレンスの特徴は,基礎的な知識をじっくり学びたい人のためにプリカンファレンスを充実させました。変わらず大切だと思われるセッションはプリカンファレンスでゆっくり学んでいただけます。様々なメニューの中から1つの講座を選んで一日ゆっくり学んでいただきます。一方,メインカンファレンスは皆さんに発表していただく時間を拡大しました。これまでATACは主催者企画のセミナーが中心でした。しかし,いささかマンネリ化しているのではという批判もあり,皆さんから新しい風をATACに吹き込んで頂ければと思います。また,従来のATACは多くのセミナーが同時並行で開催され,参加者がゆっくり情報交換する時間があまりとれませんでした。そこで今年のATACはポスター発表と展示発表のスペースと時間を充実,また,イブニングセッションでも会話できるようにプログラムを組んでいます。

  障害理解プログラムとしてリビングライブラリーも開催しています。様々な生き方をしてきた語り部の声に耳を傾けて下さい。

■レセプションについて<12月17日(土) 17:00-19:00>

12月17日(土)のカンファレンス終了後に会場内で,軽食と飲み物を用意したレセプションを開催します。定員がありますので事前に申し込みが必要です。参加費は別途5,000円となります。

■託児・サポートサービスについて  <受付は締め切りました>

  • お子様をお連れの方には託児(有料)を,障害のある方で通訳などの情報保障や介助が必要な方には可能な範囲でサポートサービス(一部有料)を行っています。
  • 託児・サポートサービスの利用をご希望の方は,参加申し込み時に併せてご連絡ください(当日の受付は行っておりません)。
  • 託児・サポートサービスはメインカンファレンスの期間(12/17-18)行っております。
  • なお,託児サービス料はお子様一人につき,1日3,000円,2日5,000円です。また,日数に関わらず別途保険料600円(一人につき)が必要です。サービス料及び保険料につきましては,当日,託児受付にてお支払いください。 詳細につきましては後日改めてご連絡させていただきます。

 

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