ATACカンファレンス2014 京都

assistive technology & augmentative Communication Conference 2014 in kyoto

出展企業・団体(50音順)

出展日

名称 出展内容

12月6日(土)・

12月7日(日)

(株)アクセスインターナショナル
主な展示品・サービス:トラックボール,ジョイスティックマウス,ボードメーカー,VOCA(テック/トーク,パートナ ーワン他),トーキングエイド for iPad,あのね♪DS,イヤーマフ,タイムタイマー,Qシリーズ, 文房具,カレンダー,アシストスマホ

iPad アプリ「トーキングエイド for iPad」では,法人様で購入しやすい形態のライセンス版が人気 です。また,ニンテンドーDS対応「あのね♪DS」はさらにお求めやすい価格になりました。 絵カード作りの定番ソフト「ボードメーカー」をお試しいただける他,タイムタイマー,イヤーマフ, 書字を補助するQシリーズや文房具などフルラインナップで紹介いたします。さらに,ソフトバンク モバイル社より販売中のアシストスマホも展示予定です。この機会にぜひお試しください。

12月6日(土)・

12月7日(日)

(財)伊藤忠記念財団
主な展示品・サービス:マルチメディアDAISY図書(児童書)

発達障害,知的障害,上肢障害,視覚障害などがあり,通常の書籍を読むことが困難な子ども達を対象とした読書支援・自立支援のひとつとして, マルチメディアDAISY図書を製作し,全国の特別支援学校などに無償配布しています。その作品を紹介させて頂きます。

12月6日(土)・

12月7日(日)

パステルレインボープロジェクト(女子美術大学・株式会社 キャドセンター)
主な展示品・サービス:災害時,障害児のある児童生徒の学習上の支援と心のケアを目的にした災害学習教育用アプリとエマージェンシースマートウォッチ

主に自閉症などの発達障害や知的障害のある児童生徒を対象として,学校や家庭,地域で活用できる防災教育ツール,ならびに今回の東日本大震災での教訓から必要と考えられる災害時の保護者,支援者らとのコミュニケーションツールとしてのICT機器(iPadやスマートウォッチ)アプリ開発を行っています。障害のある子どもたちが楽しく自立して防災について学び,いざ災害時には自分を守ることを可能にする支援機器です。

12月5日(金)・

12月6日(土)・

12月7日(日)

(有)スペース96

障害者関係専門書店

12月6日(土)

(株)タオ
主な展示品・サービス:パソコン学習ソフト「天神」

「天神」は,テクノロジーを利用した最も優秀な教育システムを決める『日本e-learnig大賞』のグランプリを受賞したパソコン学習システムです。

12月6日(土)・

12月7日(日)

日本マイクロソフト(株)
主な展示品・サービス:Windows 8.1 対応アプリ,タブレット展示

Windows 8.1で使えるアプリ・ソリューションをご紹介します。最新のWindows 8.1搭載タブレットも展示します ・タブレット・PC操作を支援する『できマウス。』とその仲間たち ・『たすくコミュニケーション』『たすくスケジュール』 ・ぽんぽんわーるど『おしごとなあに?』 ・紙の文字カードから絵が現れる!『コトバンバン』,にぎやか絵あわせ『マッチィ』 ・マルチメディアDAISY教材製作ソフトウェア『PLEXTALKProducer』 ・『トーキングエイド カード版』 ・Kinectを使った重度障害者活動支援『OAK』

12月6日(土)・

12月7日(日)

パシフィックサプライ(株)
主な展示品・サービス:VOCA 製品各種・iデバイス固定具・アクティビティ等 サービス :セミナー・体験会・イベント訪問実施案内,i デバイス利用方法の提案

VOCA 各種・スイッチ各種などの展示ですが機器の特徴はもちろん,療育・教育現場で最適に ご活用頂けるご提案を致します。 サービスとして,訪問型のセミナーなども行っております。コミュニケーション手段を場面によって 使い分ける事が大切ですが,VOCAを利用したコミュニケーション手段の実例等をご紹介している セミナーです。 セミナーの概要はパネルでご紹介しておりますので,そちらも是非ご覧ください。

12月6日(土)・

12月7日(日)

富士通(株)
主な展示品・サービス:

1.FUJITSU 文教ソリューション K-12 特別支援 キッズタッチ
2.特別支援スマホアプリ

1.FUJITSU 文教ソリューション K-12 特別支援 キッズタッチ
特別な支援を必要とする子どもたちの特性に配慮した教育用ソフトウェアです。
楽しく学習し,また,運動機能の促進や知覚統合能力の向上をお手伝い致します。
2.特別支援スマホアプリ
「時間の経過」「伝えたいことやスケジュール」「漢字・ひらがな・カタカナ・数
字の筆順」「表現したい気持ちやその度合」を視覚化して表示するスマートフォン
(Android OS)用アプリケーションです。


12月6日(土)・

12月7日(日)

(株)ユープラス
主な展示品・サービス:トーキングエイド for iPad ぽんぽんわーるど

発売以来多くの方にご利用頂いております「トーキングエイド for iPad」シリーズのテキス卜入力版,シンボル入力版,タイマーを体験頂けます。
又,外部スイッチでトーキングエイドやiPadのスイッチコントロールが利用可能なワイヤレススイッチボックスSも展示致します。
昨年,参考出品した発達障害者用認知訓練アプリ「ぽんぽんわーるど」の製品版「金魚すくいゲーム」も展示しますので,ぜひお立ち寄りください。

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研究・実践ポスター発表

発表区分

発表タイトル 発表者名 要旨

1

活動・実践報告

 

 12月6日(土)

「通級指導や療育のための楽しく学べる学習ソフト 」
山田 康平(島根大学)

我々は発達障がいや肢体不自由のある人などを対象に,情報機器を用いた支援を行っています.本発表では発達障がい児者のための学習支援ソフトと,肢体不自由のある人のためのワンボタンスイッチによる目と手の協応運動を中心とした視知覚訓練ソフトについて紹介します.なお,当日は会場にて開発したソフトの無料配布を行っています.個別のソフト作成などにも対応しますので,ご要望がある際にはお気軽にご相談ください.

2

活動・実践報告

 

 12月6日(土)

「肢体不自由を有する生徒に対して音声入力による書字の効率化を目指した実践」
類瀬 健二(筑波大学附属桐が丘特別支援学校)

音声認識の技術は,議事録の書き起こしなど,様々な場面で使われている。上肢障害を有する児童生徒に対して文字入力時に音声入力を導入できれば,時間的・身体的負担を軽減できると考えられる。今回は,音声認識ソフトウェアを筋ジストロフィーの障害を有する高等部3年生に対し,オリエンテーション,導入を前提とした検討,導入の3段階を設けて取り組んだ事例を紹介する。また一斉授業時に考えられる問題点及び対応策をあげる。

3

活動・実践報告

 

 12月6日(土)

「肢体不自由のある児童とのICTを用いたコミュニケーション支援 -コミュニケーションの確保と拡大を目指して-」
阿部 祐(宮城教育大学大学院)

肢体不自由児・者のコミュニケーションの問題として,手段や対象が限定されることが多く,発信者,受信者が正確に情報をやり取りできないという点が挙げられる。そこで本研究では,肢体不自由児のコミュニケーションの確保と会話への参加を目指し,ICTを活用したコミュニケーション方法を検討することを目的とした。今回は,50音配置のキーボードとパソコン,スクリーンキーボードと外部スイッチを使用した実践について報告する。

4

活動・実践報告

 

 12月6日(土)

「Double Telepresence Robotの訪問教育での活用」
魚坂 隆 (広島支援機器研究会)

Double Telepresense Robotは二輪で自走するロボットです。iPadを装着したロボットをiPadやiPhone・パソコンでインターネット経由でコントロールします。ロボットに装着したiPadに操縦者の顔が映り,操縦者のデバイスにもロボット側で映した映像が映し出されます。ロボットは左折右折や後退も出来ます。操縦者とロボット側にいる人とは普通に会話が出来ます。特別支援学校の訪問教育での活用できると思い取り組みました。 週2回の訪問教育(個人宅に訪問)で活用しました。学校のロボットを,自宅のベット上でパソコンに自作のスイッチを接続して操作しました。授業への参加もできますし,友達との会話もスムーズにできました。学部集会などの学校行事に参加して他学年の生徒とも交流できました。Skype等のアプリでも交流は可能ですが,自分で操作して移動できるということで実際に登校しているように感じ,満足度が高いようでした。

5

活動・実践報告

 

 12月6日(土)

「タブレット端末を利用した障がい児のコミュニケーション能力を拡大するための場の提供について」
山田 晃嗣(情報科学芸術大学院大学)

昨年に引き続き,特別支援学校で行われている喫茶サービスの“接客業務”を支援するタブレット端末アプリを紹介します。タブレット端末と共に接客を行うことで自分も客の応対ができたという成功体験と共に,今年度から実施している接客毎の達成感を向上させることで,生徒達のコミュニケーション能力にどのような変化がもたらされたかを紹介します。

6

開発

 

 12月6日(土)

「導電糸を活用した支援機器の可能性  布製BDアダプタの試作」
杉浦 徹(長野大学社会福祉学部)

いわゆるスイッチ等の支援機器は金属製電材またはプラスティック等によって作られていることが多い。素材の堅さや形状は,時として怪我が生じる危険性や誤飲の可能性がある。そこで筆者は,特に金属で作成されるBDアダプタを金属製部品ではなく,導電糸と布を用いて試作した。結果として金属製のものと,ほぼ同様のパフォーマンスをすることが明らかになった。本発表は製作方法および活用方法を紹介することを目的としている。

7

開発

 

 12月6日(土)

「タブレットPCを使った家庭・学校間連携のための「デジタル連絡帳」の開発」
中川 宣子(京都教育大学附属特別支援学校)

本研究では,タブレットPCを使い,家庭と学校とでやりとりしている「連絡帳」をデジタル化した「デジタル連絡帳」を開発する。これによって,文字だけでなく写真,映像,音声といった情報が手軽に記録できるようにする。さらに,「デジタル連絡帳」に日々蓄積されていく情報を活用する方法も提案する。

8

活動・実践報告

 

 12月7日(日)

「通級指導や療育のための楽しく学べる学習ソフト」
山田 康平(島根大学)

我々は発達障がいや肢体不自由のある人などを対象に,情報機器を用いた支援を行っています.本発表では発達障がい児者のための学習支援ソフトと,肢体不自由のある人のためのワンボタンスイッチによる目と手の協応運動を中心とした視知覚訓練ソフトについて紹介します.なお,当日は会場にて開発したソフトの無料配布を行っています.個別のソフト作成などにも対応しますので,ご要望がある際にはお気軽にご相談ください.

9

活動・実践報告

 

 12月7日(日)

「ろう重複の子どもへのICTを活用した学習支援」
嶋 哲昭(石川県立ろう学校)

知的障害を併せ持つろう重複の子どものやりとりや手話と日本語の習得において,視覚情報の処理が得意な認知の特性を活かしてタブレット端末やDVDレコーダーを使用した。ドリル型アプリやプレゼンテーションアプリを用いて,「漢字と手話」,「手話ビデオと日本語」,「日本語の動詞と助詞」の教材を製作し,一人一人に応じた手話と日本語の学習の支援としてICTを活用した。

10

活動・実践報告

 

 12月7日(日)

「聴覚障害者の議論参加を支援する試み」
鈴木 祥隆(筑波大学大学院人間総合科学研究科)

聴覚障害学生の議論場面への参加支援を,当事者とともに検討している。従来の情報支援に加え,既存のツールを組み合わせることで,彼らの内容把握・理解にかかる負担を抑え,発言をする余裕が持てる環境の構築を試みている。

11

開発

 

 12月7日(日)

「HTML5+JavaScript/パワーポイントによるスイッチ教材ソフトの開発」
竹島 久志(仙台高等専門学校)

重度肢体不自由児の学習等活動を支援するための「スイッチ教材ソフト」を開発している。HTML5+JavaScriptのソフトは,タブレット端末を含むWebブラウザで動作する。パワーポイントのソフトは,容易に修正可能である。これまでに「大前ソフト2010」の再現を中心に制作しており,Webページで公開している。

12

開発

 

 12月7日(日)

「汎用コミュニケーションエイドVCANを用いた発達・知的障がい児のコミュニケーション支援1 〜VCANのカスタマイズ・データ管理を支援するシステムの開発〜」
長谷川 研人(新潟大学工学部福祉人間工学科)

我々は,ひとつのコミュニケーションエイドで長期的に支援できるように,個々の能力やニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできる汎用コミュニケーションエイド「VCAN」を開発してきた。今後,VCANを市販するためには,誰でも簡単に作成・更新およびデータ管理ができるシステムが必要がある。そこで,Web上でVCANの作成・更新およびデータ管理ができるシステムを開発した。

13

実践研究

 

 12月7日(日)

「汎用コミュニケーションエイドVCANを用いた発達・知的障がい児のコミュニケーション支援2 〜ログデータを用いた言語能力評価〜」
笹川 佳蓮(新潟大学工学部福祉人間工学科)

従来の言語能力検査には,「評価者の分析力に依存」「検査結果と日常の様子の乖離」などの制約がある.それを補うために,我々は日常のコミュニケーションの様子を記録したVOCAのログデータに着目した.本研究では,ログデータを用いて言語能力を評価し,その結果を国リハ式<S-S法>言語発達遅滞検査の質問紙および問診票記入内容と比較した.それを通してログデータを用いた言語能力評価の可能性について検討した.

14

実践研究

 

 12月7日(日)

「拡張現実を用いた音声出力コミュニケーションエイドVCAN/AR 〜拡張現実に対する自閉症児の興味〜」
近松 直弘(新潟大学大学院 自然科学研究科)

重度の知的障害を重複している自閉症児では,カードや音声出力コミュニケーションエイド(VOCA)に注意が持続できないという問題がある.その解決法として,我々は拡張現実をVOCAに応用した.試作システムVCAN/ARでは,シンボルが描かれたカードを手で押さえると,ディスプレイ画面上で,そのシンボルがカード上に3次元表示される.それがどのような注意喚起効果をもたらすか,知的障害児1名,自閉症児3名を用いた実験の結果から論じる.

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