●15年ぶりのCoup de Tech（クーデテック） 2010を同時開催
Coup de TechはATACカンファレンスのスタート点ともなったイベントで、パソコンを中心とした支援技術で盛り上がりをみせた1995年に初めて開催されたものです。それはテクノロジーでクーデターを起こそうという意気込みでつけられたタイトルです。ATACカンファレスは福祉や教育関係者が参加と展示の中心ですが、その力だけでこの閉塞した社会に風穴を開けられる時代ではなくなっています。より幅広い領域の人々の知識と技術を結集することで未来が見えてくるはずです。Coup de Techでは、新しい科学技術や思想の動向を福祉とは関係ない研究者らがホットに語ります。また、展示会場では福祉機器ではない一般製品が特別支援教育や福祉を変えていく様子をご覧いただけるでしょう。
※予定しておりました機器展示は、開催されないことと決定いたしました。
一部の製品につきましては、ATACカンファレンスのセミナーの中でご紹介いたします。
■リビングライブラリーを今年も開催します！
〜ココロのバリア、とかしてみませんか？〜
12/11（土）12:00〜15:30
12/12（日）10:10〜14:40
（予約は 11日10:00より, 12日9:00より開始します）
リビングライブラリーは2000年にデンマークで始まった活動です。この図書館では、ユニークな経験を積んだ人たちを「生きている本」として30分間貸し出します。読み手は、本を借りることで、30〜45分間、語り部である本と対話をすることができます。普段あまり接する機会の少ない本、以前から興味をもっていた本、全く聞いたことのない本など、様々な「生きている本」がみなさまをお待ちしております。今回は、脳性まひのお医者さん、薬物依存からの回復途上者、ホームレス、模型作家、トランスジェンダー、アスペルガー症候群当事者などの「生きている本」が揃いました。ぜひこの機会に、「生きている本」の語りに耳を傾けてみてください。
ATACカンファレンスでは、従来から、当事者の声を聞き、障害を考えることを目的としたセミナーを実施してきました。当事者と直接対話することを通し、「自分たちの固定観念に気づくきっかけとし、多様性を理解しよう」と、2009年からリビングライブラリーをプログラムに組み込みました。
リビングライブラリーは予約制であるため、ご利用にあたって、リビングライブラリー受付（Room 102 前）で登録・貸出予約の手続きが必要です。「生きている本」は、一人で借りていただいても、グループで借りていただいても結構です。蔵書リストや閲覧方法の詳細についてはリビングライブラリー受付（Room 102 前）にてお尋ねください。
■Living Libraryについては[こちら] から。
※Living Libraryに参加頂けるのは、「ATACカンファレンス」にご参加頂いている方のみとさせていただきます。
●参加申し込みについて
ATACカンファレンス2010は、12月10-12日の3日間有料で開催されます。
Coup de Tech はATACカンファレンスの中の一般公開プログラムとして12月11-12日の2日間開催されます（クーデテックのみの参加は無料です。事前登録の必要はありません。直接会場にお越しください）。
なお、ATACカンファレンスの参加者はCoup de Techにはそのまま参加できます。プログラムは順次ホームページにアップされますので、詳しくはホームページ（http://www.e-at.org/atac/）をご覧下さい。
ATACカンファレンスの参加申し込みについては、参加申し込みを参照下さい。
■レセプションについて ＜12月11日（土） 17:00-19:00＞
12月11日（土）のカンファレンス終了後に会場内で，軽食と飲み物を用意したレセプションを開催します。定員がありますので事前に申し込みが必要です。参加費は別途5,000円となります。
■託児・サポートサービスについて受付を締め切りました
お子様をお連れの方には託児（有料）を，障害のある方で通訳などの情報保障や介助が必要な方には可能な範囲でサポートサービス（一部有料）を行っています。?託児・サポートサービスの利用をご希望の方は，参加申し込み時に併せてご連絡下さい(当日の受付は行っておりません)。
託児・サポートサービスはメインカンファレンスの期間（12/11-12）のみ行っております。