ATACカンファレンス 2019 京都

プログラム|12月8日 Practical Day

 

プログラム | 12月8日(日) Practical Day     9:00 – 16:20(8:30受付開始)

12月6日 ATAC特別セミナー・FIKAカンファレンス | 12月7日 Gathering Day | 12月8日 Practical Day


実践セミナー テーマごとにパラレルなセミナー

12.8 Practical Day プログラム[PDF:568 KB]
下記のテーマごとにパラレルにセミナーを実施します。興味に応じてセッション(1時間半)を受講することができます。
テーマ内のセッションの詳細はHPをご確認ください。参加者に皆様からもセミナーを公募しております。
※一部コースは,特別支援教育士〔S.E.N.S〕,特別支援教育士スーパーバイザー〔S.E.N.S-SV〕資格更新のためのポイント(1P)として認定されます(予定)。

●学習に困難のある子どもを理解し支援する技術
●今の教育の良い点、変えるべき点
●働きかたの変革
●教育・子育て・福祉に必須の最新のテクノロジー入門講座
●AAC on Demandのコミュニケーション理論を実践的に学ぶ
●当事者との対話
●公募セミナー


■ テーマ・講師紹介

【学習困難・S.E.N.S講習:学習に困難のある子どもを理解し支援する技術】
いくつもの作業を同時にこなすのが苦手な子どもたちは、読み、書き、計算などの作業にリソースを割かれると、先生の話が頭に入ってこないなどと訴えます。その間に授業がどんどん先に進んで理解できなくなり、学習が遅れ、意欲が低下する傾向があります。彼らに対しワープロや電卓などのテクノロジーの活用が効果的だということが知られるようになって来ましたが、具体的にどうすればいいか悩む先生が多いのが実情です。ここではどのような子供に、どのようなタイミングで、どのようにテクノロジーを導入するかを具体的に学びます

09:00-12:10 学習に遅れのある子どもの理解と評価
09:00-12:10 河野 俊寛金沢星稜大学人間科学部 教授/言語聴覚士・公認心理師)

13:10-16:20 読み書きの苦手な子どもたちへのテクノロジーの活用
13:10-16:20 平林 ルミ東京大学先端科学技術研究センター 特任助教)

 

【学び:今の特別支援教育の良い点、変えるべき点】
ICTやIoTを活用する社会は急速に変化して来ています。その一方で教育の本質は変わらないと考える教師も多く、覚えることから考えることに重点が移されても、子供たちの学び方や内容は昭和の時代と大きくは変わってない気がします。例えば、知的障害のある子供は作業を学び、福祉就労していく流れは、テクノロジーで能力を代替・増強できる時代になっても変わりません。子供たちが大人になる頃には働く環境は大きく変わります。未来に向けて特別支援教育はどう変わるべきかを考えて頂きます。

09:00-10:30 特別支援教育の指導目標は今のままでいいのか? 〜通常級に帰す実践〜
09:00-10:30 井上 賞子松江市立意東小学校 教諭)

10:40-12:10 特別支援教育の指導目標は今のままでいいのか? 〜生活に結びつく教育実践〜
10:40-12:10 井上 賞子松江市立意東小学校 教諭)

12:10-13:10 【企業セミナー】特別教育現場における マイクロソフト 製品の活用シナリオ
12:10-13:10 日本マイクロソフト株式会社
12:10-13:10 *昼食は各自お持ちの上参加ください

13:10-14:40 IQや心理検査による能力評価から教師による介入・観察を活用した教育へ
13:10-14:40 河野 俊寛金沢星稜大学人間科学部 教授/言語聴覚士・公認心理師)

14:50-16:20 30年前の養護学校の卒業生の今から教育を考える
14:50-16:20 坂井 聡香川大学 教授/言語聴覚士・公認心理師)
14:50-16:20 中邑 賢龍東京大学先端科学技術研究センター 教授)

 

【働き:働きかたの変革】
なぜ良い学校を目指すのかと問われたら、良い企業に就職するためだと多くの子供が語ります。多くの人は働くとは就職する事で人に雇ってもらうことだと考えています。そのため集団に適応するための教育・訓練が重視されています。ユニークな人の中にはその教育・訓練の中で、また就職後に無理をして、自信を失ったり不適応を起こす人もいます。超短時間労働から起業まで個々にあった働き方が少しずつ広がっています。今までとは違う働き方を学んで頂きます。

09:00-10:30 もし企業に就職しないという選択肢をとったら職業訓練はどう変わるか?
09:00-10:30 近藤 武夫東京大学先端科学技術研究センター 准教授)

10:40-12:10 教育の中でキャリア教育はどう行われるべきか?
10:40-12:10 近藤 武夫東京大学先端科学技術研究センター 准教授)

13:10-14:40 働きにくい人の特徴と彼らへのアドバイス
13:10-14:40 三宅 琢株式会社 Studio Gift Hands 代表取締役)

14:50-16:20 産業医から見た組織の在り方 〜ユニークな人を束ねる組織とは!?〜
14:50-16:20 三宅 琢株式会社 Studio Gift Hands 代表取締役)

 

【暮らし:教育・子育て・福祉に必須の最新のテクノロジー入門講座】
AIやロボットなどのテクノロジーの発展を聞きながらもそれらは難しいもので自分とは関係ないと考える人が大半です。しかし、最先端の技術ほど我々の技術に対する知識やスキルを要求せず誰もが使えるようになっています。スマートスピーカから電子マネーまで身近にありながら難しそうに感じる最新のテクノロジーをわかりやすく解説します。

09:00-10:30 スマートスピーカなどのIoT最新情報
09:00-10:30 巖淵 守早稲田大学 教授)

10:40-12:10 キャッシュレス時代の暮らし方
10:40-12:10 巖淵 守早稲田大学 教授)

12:10-13:10 【企業セミナー】プログラミング超入門!
12:10-13:10 日本マイクロソフト 株式会社
12:10-13:10 *昼食は各自お持ちの上参加ください

13:10-14:40 AIやビッグデータは我々の暮らしをどう変えるか?
14:50-16:20 巖淵 守早稲田大学 教授)
10:40-12:10 ゲストスピーカ 大島友子(日本マイクロソフト株式会社

14:50-16:20 パソコンやスマホのアクセシビリティ
14:50-16:20 巖淵 守早稲田大学 教授)
10:40-12:10 奥山 俊博東京大学先端科学技術研究センター 学術支援専門職員)

 

【コミュニケーション:AAC の理論を実践的に学ぶ】
コミュニケーションは理屈で学んでもなかなか実践できるものではありません。
ここではワークショップ形式で、様々な障害のある人とのコミュニケーションを、具体的な課題を解きながら学んでもらいます。事前にビデオ教材 AAC オンデマンド をご視聴いただけると、より理解が深まります。

09:00-10:30 コミュニケーションの食い違いを解く鍵 〜発達障害の人とのコミュニケーション〜
09:00-10:30 坂井 聡香川大学 教授/言語聴覚士・公認心理師)

10:40-12:10 知的障害の人とのコミュニケーションの糸口をどのように見つけるか?
10:40-12:10 青木 高光(独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所 主任研究員)

13:10-14:40 自閉症の人とどのように会話の場を作るか?
13:10-14:40 坂井 聡香川大学 教授/言語聴覚士・公認心理師)

14:50-16:20 重度重複障害のコミュニケーション能力を把握するには? 〜新しいチェックリストの紹介〜
14:50-16:20 佐野 将大谷口公彦香川県立高松養護学校 教諭)
14:50-16:20 赤松 裕美東京大学先端科学技術研究センター 学術支援専門職員)

 

【能力観・多様性理解:当事者との対話】
様々な障害のことを教科書で学んでも、その当事者の人たちの行動や考え方を具体的にイメージできるものではありません。例えば、発達障害の人は予定変更が苦手だと教科書読んだことがあっても、実際にその場面では戸惑い、時には、彼らをわがままな人だと怒りを覚えることもあるでしょう。当事者の人の話を直に聞き、会話することで、我々の当事者に対する理解は一歩進み、態度も変わります。この時間は皆さんの知識にリアリティを与えるはずです。

09:00-10:30 閉じ込め症候群から見たコミュニケーション
09:00-10:30 飯田 真由美(元出版社勤務)
09:00-10:30 中邑 賢龍東京大学先端科学技術研究センター 教授)

10:40-12:10 肢体不自由のある人の1日
10:40-12:10 吉成 亜実前川 智秋
10:40-12:10 奥山 俊博赤松 裕美東京大学先端科学技術研究センター 学術支援専門職員)

13:10-14:40 発達障害の人の生きにくさ
13:10-14:40 岡 耕平滋慶医療科学大学院大学 准教授)

14:50-16:20 軽度知的障害の人の理解と苦しさ
14:50-16:20 岡 耕平滋慶医療科学大学院大学 准教授)

 

【オムニバス:公募セミナー】

09:00-10:30 通常学級におけるICT×インクルーシブ教育
09:00-10:30 ~学習者用デジタル教科書、AIスピーカー、読み書きアセスメント、ロボット~
09:00-10:30 鈴木 秀樹・佐藤 牧子(東京学芸大学附属小金井小学校)

10:40-12:10 視線入力訓練アプリEyeMoTによるアセスメントから学習利用までの活用テクニック
10:40-12:10 伊藤 史人・長井 祥悟(島根大学)

13:10-14:40 魔法のプロジェクト
13:10-14:40 ソフトバンク 株式会社

14:50-16:20 オンライン動画を活用した支援機器研修方法の開発
14:50-16:20 金森 克浩(日本福祉大学)・伊藤 史人(島根大学)・福島 勇(福岡市立今津特別支援学校)


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